名古屋市立大学 呼吸器・免疫アレルギー内科学では、呼吸器、アレルギー、リウマチ・膠原病を中心とした内科領域で、活気あふれる多くの医師・研究者が、日々臨床、研究、教育に励んでいます。

教授からのご挨拶

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教授からのご挨拶
教授からのご挨拶

2012年3月1日付けで呼吸器・免疫アレルギー内科学の教授に着任致しました。2014年5月1日付けで血液内科グループが、飯田真介准教授の教授就任に伴って血液・腫瘍内科学として独立したため、教室は呼吸器・免疫アレルギー内科学と改名致しました。
当分野は、私が専門とする呼吸器疾患(喘息、慢性咳嗽、肺癌、慢性閉塞性肺疾患、肺炎・非結核性抗酸菌症などの感染症、間質性肺疾患など)と、膠原病・リウマチ性疾患を中心とする全身性疾患(関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、強皮症、多発性筋炎・皮膚筋炎、血管炎症候群など)を守備範囲とする内科学教室です。
大学病院では、呼吸器・アレルギー内科と、リウマチ・膠原病内科に加えて、感染制御室とも共同して診療に当たっており、患者さんにやさしくかつ最先端の医療提供がなされています。大学病院以外では、愛知県内外の約15の主要関連病院に約100名の同門が専門医として活躍しており、地域医療に大きく貢献しています。

教室員は呼吸器・アレルギー内科およびリウマチ内科のそれぞれのグループのなかで、独自の診療、教育、研究活動をする一方で、教室全体で一堂に会し、ジャーナルクラブ(抄読会)、スタッフ会議、教室会議などを行っています。リサーチカンファレンスや、関連病院との研究交流・親睦の場である教室集談会には血液・腫瘍内科分野にも参加していただいて合同で開催しており、細分化した専門領域の枠内に留まることなく、内科領域の幅広くかつ最新の知識と技能の修得を目指しています。また本学の特徴として診療科間の垣根の低いことが挙げられ、内科学6分野が集まって毎月症例検討会や合同内科医局会を開催し、内科全体として診療や教育の充実を目指しています。

呼吸器・免疫アレルギー内科学教室では、診療実績、研究業績ともに各グループそれぞれが優れた成果を挙げていますが、まず臨床第一、患者さん第一というのが私、そして教室全体の基本方針です。常に患者さんの立場に立って物事を考え、患者さんのために全力を尽くすことができる医師の育成を目指しています。その上で、日々の診療から得た疑問点を解決するべく研究にも興味を持ってもらえたなら、私たちにとってこの上ない喜びです。

内科医としての高い志とモチベーションをもった医師の皆さんが一人でも多く仲間に加わって、一緒に教室を盛り上げていけることを心から期待しています。