名古屋市立大学 呼吸器・免疫アレルギー内科学では、呼吸器、アレルギー、リウマチ・膠原病を中心とした内科領域で、活気あふれる多くの医師・研究者が、日々臨床、研究、教育に励んでいます。

教室員からのメッセージ&レポート

ホーム > 教室員からのメッセージ&レポート

教室員からのメッセージ&レポート
教室員からのメッセージ&レポート

*

私は研修医の2年間を名古屋市立大学、岐阜県立多治見病院で過ごしました。その後、3年目からは呼吸器内科を選択して後期研修の後、名古屋記念病院を経て現在は大学院生として肺癌の基礎研究をしています。
呼吸器内科は感染症・アレルギー・悪性腫瘍・びまん性肺疾患など疾患が幅広く、人工呼吸器を用いた呼吸管理、胸腔ドレナージや気管支鏡・胸腔鏡検査といった処置的な検査や治療もあり非常に多彩です。全身疾患の一症状としての呼吸器症状が出現することもあるので、診療が肺という一臓器にとどまらない点も魅力の一つと思っています。 私は元々内科を希望していましたが、その中でも呼吸器内科に決めたのは研修医2年目の時です。呼吸器内科の研修の際に指導医の先生方に丁寧にご指導頂き、また患者様を大切に診療されている姿に感銘を受けたことがきっかけでした。
呼吸器内科医としての仕事を始めた当初は目の前の問題を解決することに精一杯でしたが、諸先輩方より熱心にご指導頂き、新たな知識や経験を楽しく習得させて頂きました。それは後期研修が終わった後も続き、年を追うごとに呼吸器領域の多彩さ・奥深さに気づかされ、私は呼吸器科を選択して本当に良かったと思っています。
私たちの関連病院には都会の大規模な救急病院から、中小の地域に根付いた病院まで様々あり、また大学病院では各分野のエキスパートが揃っています。私は初期研修から後期研修までは大規模な病院での研修を希望して勤務させて頂きました。それぞれの希望に応じた勤務環境を選択することができると思います。また、後輩を熱心に指導して下さる先生方が多いので、楽しくそして有意義な研修ができると思います。
呼吸器内科や我々の医局に興味のある先生・学生さんは言うまでもなく、今後の進路で迷っている方も、一度我々にお声をかけて頂ければと思います。名古屋市立大学病院呼吸器科や関連病院に一度来て頂ければ、我々の魅力をお伝えできるのではないかと思います。スタッフ一同お待ちしております。

*

自分にあったonly oneの研修ができます
リウマチ・膠原病は、多臓器に障害を来しうる全身性疾患であるため、その診断・治療・管理において、呼吸器、腎臓、神経、循環器、血液、消化器など、全身の臓器障害に関する幅広い見識をベースとした的確な問診や全身の身体所見評価が重要で、全身を診る内科医としての総合力が要求されます。そのため不明熱や原因不明の症状で紹介されることも多くあります。
現在、当科のシニアレジデントになると、3年目にはリウマチ・膠原病に関連する診療科を内科に限らずローテートすることもできますし、リウマチ内科にfixして研修することもできます。自分に苦手な分野を多く研修するのもよいですし、できるだけ早く専門医になりたい人は膠原病内科に早くfixするのもよいと思います。2017年からは内科専門医のカリキュラムが新しくなる予定ですが、個人個人の希望に沿った自由度の高い研修を推奨する姿勢は変わりません。自分独自の研修を決めることができ、どんな研修を希望しても、当院の各科の指導医の先生方は、熱意をもって、親切に指導して下さるので、充実した研修を送ることができます。そのため、難しいと思われがちな大学でも、各診療科間での垣根は低く、相談しやすく、仕事のしやすい環境だと思います。

他では経験できない勉強の毎日です
当院は、東海地区のリウマチ・膠原病の拠点施設であるため、症例数は極めて豊富です。関節リウマチなどのCommon diseaseのみならず、その他の希少な膠原病の臨床経験を積む上でも、申し分のない環境だと思います。僕も、間質性肺炎合併の筋炎症例やステロイドでは改善しない治療抵抗性の成人still病、膠原病合併の妊婦など、他の病院では簡単に経験できない症例を担当させて頂き、平均して10人前後の入院患者を診ることができるため、常に何かを学び考えさせられる毎日を送らせてもらっています。
また昨今の免疫・炎症学、バイオテクノロジーの進歩により、これまで不治の難病とされた関節リウマチや全身性エリテマトーデス、血管炎症候群などの治療が可能に、すなわち寛解導入のみならず、寛解維持も継続することができるようになってきました。次々に新しい免疫抑制剤や生物学的製剤が開発され、患者さん一人一人にあったオーダーメイド医療が必要とされている現在、当科では、それらの薬剤を「免疫学・炎症学の基本的知識に基づいて適切に使いこなせる薬物療法のエキスパートとしてのリウマチ・膠原病内科医」を養成することを念頭に診療・教育が行われているため、後期研修にて、専門性を高めることができます。当科では学会発表なども積極的に行っており、僕も頑張って、発表に参加させて頂いています。

全身管理や不明熱など、総合的診療に興味がありながらも、専門的な知識も望む人には、膠原病内科は大変ぴったりな診療科だと思います。当院は看護師や検査技師などのコメディカルも本当に優しく熱心で、指導医や研修医も一生懸命な先生ばかりですので、一緒に働いていて楽しいと思います。当院での膠原病内科に興味がある人は、是非一度見学に来て下さい。スタッフ一同、お待ちしております。